Q) ヒートシンクを設置する場合と、しない場合で熱抵抗は異なるのか??
2022-04-25
2022年4月オンライン開催セミナー中にに伺ったご質問
A) 放熱面を増やす目的でヒートシンクの形状が複雑になっており、放熱を良くし熱抵抗が低くなります。
基礎温度計算編の演習最後に扱ったヒートシンクを含んだ熱回路網法の計算では、
ヒートシンクが無い場合熱伝導シートやプッシャー表面からの放熱による熱抵抗より
ヒートシンクを設置して放熱面が大きくなった場合の熱抵抗の方が小さくなります。
これは、熱伝達による熱抵抗の計算式の分母に放熱面積が存在するためです。
![熱抵抗計算式](https://xn--1ck4axd1fn09nrm6b2qo9h1aa28a.jp/1fr-h3swiqeb/wp-content/uploads/2022/04/7ff283138721fa10ca5614db88dc4d2d.jpg)