顕熱とは
2012-07-08
このような計算をされている方に必要な知識です
相変化を伴わない温度変化の熱計算
内部エネルギの変化がそのまま物体の温度変化に寄与する熱計算
作動流体が、蒸発、凝縮しない熱交換機の熱設計
顕熱とはこのように定義されます
「多数の分子などで構成されている系において、内部エネルギの増加と共に、系の温度も同時に上昇する時、この微視的な力学エネルギーを顕熱という」
具体例として以下のようなものがあります
1(atm)下の水が50(℃)から、70(℃)に上昇した時の熱量
1(atm)下の空気が25(℃)から150(℃)に上昇した時の熱量
1(atm)下の水蒸気が190(℃)から120(℃)に下降した時の熱量