滴状凝縮とは
2012-06-14 [記事URL]
このような計算をされている方に必要な知識です
凝縮器(コンデンサ)の化工計算
多管式熱交換器の凝縮量計算
滴状凝縮とはこのように定義されます
「凝縮器の伝熱管に接触した蒸気が滴状になって滴り落ちる現象」
他の現象と比較するとこのような事が言えます。
膜状凝縮と比べて、滴状凝縮は伝熱係数は非常に大きくなる。
これは膜状凝縮は伝熱管全体に液体が膜状に付着するので、
熱交換は膜を通して行われるのに対して、
滴状凝縮は伝熱管表面一部分では
蒸気と接触していて、そこで熱交換が行われるからである。
プラントル数とは
2012-06-14 [記事URL]
このような計算をされている方に必要な知識です
対流熱伝達量を見積る
各種ヌセルト数を計算
プラントル数とはこのように定義されます
温度境界層と速度境界層の相対的厚さの比
具体的数字としてはこのようになります
水(300K 1atm):5.466
空気(300K 1atm):0.717
水銀(300K 1atm):0.025
潤滑油(300K 1atm):2040
放射率(ふく射率)とは
2012-06-14 [記事URL]
このような計算をされている方に必要な知識です
赤外線加熱ヒータを設計
高放射率ヒートシンクの設計
表面が酸化している製品の冷却計算
放射率(ふく射率)とはこのように定義されます
完全黒体と比べて表面から放射するエネルギーの比
具体例として以下のようなものがあります
研磨金属のふく射率:0.01-0.15
酸化金属面のふく射率:0.25-0.68
食物・水・人の肌のふく射率:0.85-0.95
拡大伝熱面とは
2012-06-14 [記事URL]
このような計算をされている方に必要な知識です
ヒートシンクの設計
ラジエターフィン側の境膜伝熱係数を計算
様々なフィンを設計
拡大伝熱面とはこのような事をいいます
放熱面積を意図的に多くとり、周囲流体にさらされる面積を多く取る事
フィンが無い場合の伝熱量はこのようになります
フィンを取り付けた場合の伝熱量はこのようになります
フィン効率とはこのように定義されます
η=フィンからの放熱量/フィン全体が根元温度と等しいと仮定した時のフィンからの放熱量
ハイスラー線図とは
2012-06-14 [記事URL]
このような計算をされている方に必要な知識です
単純形状固体内の温度時間変化を計算
中肉円筒形状の固体内の温度計算
中肉球形状の固体内の温度計算
直方体内の温度計算
ハイスラー線図とはこのような図です
熱伝導方程式を第3種境界条件(熱伝達)で解いた時の無限級数で表される解析解を線図にまとめたもの。
横軸をフーリエ数、縦軸を初期温度、流体温度を基にした無次元温度にとっている。
A1,A2は平板、円柱、球それぞれに対して、Bi数の関数である。
具体例として以下のようなものがあります
平板の中心に関するハイスラー線図
図は近日公開
円柱の中心に関するハイスラー線図
図は近日公開
球の中心に関するハイスラー線図
図は近日公開
熱拡散率(温度伝導率)とは
2012-06-13 [記事URL]
このような計算をされている方に必要な知識です
非定常熱伝導計算
製品内部の温度時間変化を計算
熱伝導シミュレーションを行っている
熱拡散率とはこのように定義されます
「熱伝導率、比熱、密度から成る物体の物性値」
具体例として以下のようなものがあります
空気の熱拡散率(300K 1atm):2.207E-5 (m2/sec)
水の熱拡散率(300K 1atm):1.466E-7(m2/sec)
アルミニウムの熱拡散率(300K):9.68(m2/sec)
グラスウール断熱材(300K):0.37(m2/sec)
塗装プラント設計製作をされている方のご感想です。
2012-06-13 [記事URL]
2012年2月名古屋伝熱講習会に参加
改善されると嬉しい点
テキスト内の記号説明。
VS
良かった点
演習を解くことによって理解が深まった。
東海産機株式会社
内藤 隆様 56歳 男性
今まで経験値を基に乾燥炉の設計を行っていました。
技術的な裏付けが欲しくて参加しました。 丁寧に説明して頂き、また演習問題を解く事でより理解が深まったような気がします。
説明書内の記載の記号にもう少しコメントがあればよりわかりやすかったと思います。
次回は熱風によりワークに伝達する熱量の計算を教えてもらいたいです。
群馬県内企業と共同研究、依頼試験などをされている方のご感想
2012-06-13 [記事URL]
2012年2月東京伝熱セミナーに参加
良かった点
自分の熱計算モデルも検討して頂けた。
VS
今後のご要望
いろんなテーマでセミナーを行っていただけるとうれしい。
群馬県立群馬産業技術センター
坂田 知昭 様
固体の内部の熱計算に対してハイスラー線図を用いて容易に求める事ができる事を実習 を交えて行えたので理解が深まりました。
実際の自分のモデルについて検討して頂けたので助かりました。
時間的には短くて、絞られた内容になってしまいますので、いろいろなテーマでセミナーを行っていただけると、 ピンポイントで参加できると思います。
お世話になりました。
これから熱設計に携わる技術者の方
2012-06-13 [記事URL]
2012年2月東京伝熱セミナーに参加
熱計算に関する数式の内、重要な実用式、そうでない式といった優先度が明確に理解できた。
冷却する際には、冷却水の温度より熱伝達率を上げる方が効果的という直感では分かりにくい事が分かった。
排ガス冷却装置,熱交換器,環境機器設計,製作をされている方
2012-06-13 [記事URL]
2012年2月東京伝熱セミナーに参加
三峰工業 株式会社
村上慎一 様 54歳 男性
通常業務の確認ができて有意義でした。
多分通常業務で何かしらお願いが出てくると思います。
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