ブログ記事一覧

お問い合わせはこちら Fax.050-3000-1369

Q) 演習で用いた「ヒートシンク」とはどういったものでしょうか?

2012-07-08 [記事URL]

2012年6月東京(基礎 温度編)にて講習中に伺ったご質問

A) 「放熱器」とも呼ばれる、電子部品の冷却に使われる部品です。

流体と接する面積を大きく稼いで、放熱量を増やす目的の部品です。
多くは細かいフィン形状になっています。


Q) 演習で用いた円柱周りの熱伝達率について

2012-07-08 [記事URL]

2012年6月東京(基礎 温度編)にて講習中に伺ったご質問

演習では、10(mm)直径の円柱周りに熱伝達率30(W/m2 K)を用いましたが、実際の風速はどの程度なのでしょうか?

A) 風速1.5(m/sec)相当になります。


Q) 半無限固体の条件について

2012-07-08 [記事URL]

2012年6月東京(基礎 温度編)にて講習中に伺ったご質問

演習で説明された「半無限固体」は実際にはどのようなものですか?

A) 温度の影響が片方まで伝わらない場合です。

有限の大きさの物体でも、物体の初期温度が一様な時に片方から伝わる温度変化がもう片方に伝わっていない間は半無限固体とみなせます。


Q) 初期温度の表記について

2012-07-07 [記事URL]

2012年6月東京(基礎 温度編)にて講習中に伺ったご質問

物体の初期温度をTiとしたり、Tiniとしたりするのは何故ですか?

A) 英語の”initial”という単語から取ったものです。


Q) 熱回路網法を用いればどんな場所の温度でも求まる?

2012-07-07 [記事URL]

2012年6月東京(基礎 温度編)にて講習中に伺ったご質問

A) 熱の流れに依ります。

熱回路網法は熱の流れ内で、同じ温度とみなせる場所同士を線で結び、その間を熱抵抗で置き換えます。
そのため、熱の流れが複雑だったり、温度分布がある固体内はどうしても計算できません。


Q) 過渡温度計算式と定常温度について

2012-07-07 [記事URL]

2012年6月東京(基礎 温度編)にて講習中に伺ったご質問

非定常熱伝導の解の時間を無限大にすると、定常温度が求まるのでしょうか?

A) 極限をとることによりそうなります。

過渡状態数式の自然対数項は時間を無限大にすると0になり、残された部分は別名「定常項」とも呼ばれます。
また、自然対数の肩にかかる部分は時定数と呼ばれ、負数になっている事からも分かります。


Q) 円筒パイプの冷却について

2012-07-07 [記事URL]

2012年6月大阪にて講習中に伺ったご質問

独自課題に関して解説いただきましたが、パイプ内部外部両方で冷やされている場合、内外表面温度差は検討できますか?

A) できます。

パイプの材質によりますが、講義中にお伝えしたBi数を検討して、表面の熱伝達率と材質の熱伝導率からパイプ材質内の温度分布を大まかに計算する事が出来ます。


Q) 熱拡散率αについて

2012-07-07 [記事URL]

2012年6月大阪にて講習中に伺ったご質問

熱拡散率(温度伝導率)は物性値表から調べる必要がありますか?

A) 大抵掲載されていますが、熱伝導率/(密度×比熱)によって計算できます。


Q) ハイスラー線図の各種無次元温度について

2012-07-07 [記事URL]

2012年6月大阪にて講習中に伺ったご質問

Y0や、Ynの違いについて教えてください。

A) 中心に関するか、無次元位置nかの違いです。

添え字に0が付いている場合中心で、nが付いている場合は無次元任意位置nでの無次元温度です。
以下に定義を記します。

mujigen_Ts.jpg

Y0:無次元温度
T0:物体中心温度
T∞:流体温度
Tini:物体初期温度

Yn:無次元位置nにおける無次元温度
Tn:無次元位置nにおける温度


Q) ハイスラー線図と共に使う位置補正係数について

2012-07-07 [記事URL]

2012年6月大阪にて講習中に伺ったご質問

nの定義はどういったものですか?

A) 無次元距離と呼ばれる値です。

対象物体の中心から表面に向けての距離を中心から表面までの距離で除したものです。
物体表面は1に、中心は0に相当します。


お知らせ

2022年9月オンライン セミナー開催!

今月の予定

来月の予定

熱設計計算代行サービスも行っています

エクセル伝熱計算代行

お問い合わせ

ご質問はこちらのお問い合わせフォームにご記入ください

PAGE TOP

過去開催セミナ-の様子
対応可能地域




MENU

CONTACT
HOME